横浜市内ものづくり企業の企業間連携・産学連携を支援します
ものづくりコーディネーター事業では、市内中小製造業・情報通信業の技術課題に応じて、中小から大手企業、大学等とのマッチング支援を行います。また、公的支援施策の紹介や、各種専門家の紹介等、新分野進出、新製品開発に向け、継続的にものづくり企業を支援します。
支援の流れ
抱えている課題
市内中小企業
新たな製品・技術を開発したいが
自社だけでは難しいな…
技術力を活かして
新たな取引先を探したい
ニーズ共同開発・生産受委託・
販路開拓など
シーズオンリーワン技術・特許技術
小ロット・短納期など
相手先企業など
地元中小企業と連携を図りたい
技術力のある市内中小企業を探したい
ニーズ生産受委託・共同開発など
シーズ特許技術・オンリーワン技術など
現場訪問支援(ものづくり応援団)
初めて訪問する横浜市内中小企業様につきましては、ものづくりコーディネーター、IDEC横浜職員および横浜市職員が、「ものづくり応援団」としてチームを組んで訪問します。現場目線で企業の強みや課題を把握し、各種施策を紹介するとともに、課題解決に向けた継続的な支援につなげます。
step1
企業訪問
市内中小企業
企業の課題や技術情報をお伺いします。
相手先企業など
市内中小企業へのニーズや技術情報をお伺いします。
step2
ニーズ・シーズの情報共有
市内中小企業
新製品・技術を開発したい/販路を拡大したい
相手先企業など
技術力のある市内中小企業と連携したい
step3
相手先企業の選定
コーディネーターのネットワークとIDEC横浜独自のデータベースから、最適な相手先を選定します。
市内中小企業
市内外の中小企業、大企業、大学等、最適な連携先をご紹介
相手先企業など
技術ニーズに合致する市内中小企業をご紹介
また、公的施策や専門家の紹介をします。
公的施策の紹介:横浜市の認定制度や融資・補助金制度、国や神奈川県の中小企業支援施策など、新分野進出、新製品開発に役立つ情報を紹介します。
専門家の紹介:技術アドバイザーや経営の専門家等を紹介します。
step4
マッチング
コーディネーターと3者で面談を行います。
※ コーディネーターは、機密保持義務を負っており、業務上知り得た秘密(技術的ノウハウなど企業秘密)を自ら利用し、又は他に漏らすことはございません。
step5
ものづくり支援
事業化に向けてコーディネーターが継続的に支援します
市内中小企業
事業化に向け補助金を活用したい/新たな連携先を探したい
それぞれの課題を解決
市内中小企業
大手企業にオンリーワン技術を
採用してもらうことができた!
共同開発することで新製品開発につながった!
相手先企業など
市内中小企業の技術力で自社の課題が解決できた!
特許を利用してもらえる
企業を探してくれてよかった!
事業の特徴
1
ものづくりに精通したコーディネーターが現場を訪問し、企業の技術課題・情報を把握
2
コーディネーターの人的ネットワークに加え、独自のデータベースに基づく最適なマッチング先を選定
3
横浜市経済局ものづくり支援課と連携し、横浜市各種施策を活用した継続的な事業化支援を実施
概要
ご利用いただける方 |
(1) 横浜市内に事業所・営業所を有する中小企業 |
---|---|
時間 |
平日(月曜日から金曜日)9:00〜17:00 ※休祝日除く |
場所 |
貴社事業所、IDEC相談窓口、オンライン(Zoom) |
費用 |
無料 |
※ 技術マッチングを主としており、製品の営業代行等は出来かねますのでご了承ください。
営業・販売等、技術課題に関連しないご相談は、ワンストップ経営相談窓口にて対応します。
※ 相談内容によっては、マッチング等のご支援が出来かねる場合もございますのでご了承ください。
※ご利用上の注意
コーディネーターは、機密保持義務を負っており、 業務上知り得た秘密(技術的ノウハウなど企業秘密)を自ら利用し、
又は他に漏らすことはございません。 コーディネーターは利用申込企業の状況に応じて、適切なコーディネートを実施しますが、
提案の採否は利用申込企業の自由とし、コーディネートやコーディネート結果に関して財団は一切の責任を負いかねます。
ものづくり
コーディネーターとは
大手企業OBを中心に、専門分野において、技術的知見、人的ネットワークを有するコーディネーターがマッチング支援を行います。
主なコーディネーター経歴
大手電機メーカーOB 大手化学メーカーOB 大手ITベンダーOB 大手エンジニアリング会社OB 大手商社OB 市内大学産学連携コーディネーター 公設試験研究機関コーディネーター 中小企業診断士等
支援実績
令和3年度実績
過去10年間の
データベース
支援事例
製造委託先の国内回帰を実現
市内中小企業A社(ファブレス)は国外の協力企業に委託していた自社製品の製造を市内中小企業B社に変更することで、コスト増を抑えつつ、歩留まりや品質の向上を実現。コスト条件を満たす国内製造委託先企業を探すことがネックであったが、A社が求める品質・コストを満たす市内企業B社とのマッチングを実現。
大手企業と連携して
新分野に進出
市内中小企業C社が、横浜市行政現場からの要請に応じて、大手電子機器メーカーの技術シーズを活用した新製品を開発。C社にとっては、新分野進出となる取組みであったが、大手企業の技術シーズを活用することで、開発コストを抑えつつ、迅速な事業化を実現。新製品は、市場ニーズを捉え、大ヒット商品となった。
専門学校の知見を活用して
デジタル化を実現
市内中小企業D社が横浜市内専門学校の学生・教員によるインターンシップを通じて、社内の業務自動化・デジタル化を実現。RPAを活用した業務自動化等により、経営者の管理業務に費やす時間が三分の一以下に削減さた。その後、専門学校の卒業生採用にも繋がった。
横浜ものづくり
企業ガイド
横浜市内ものづくり企業の得意技術や主要製品について、画像やイラストなどを盛り込み、コンパクトにまとめております。冊子として、大学、大企業、中小企業のほか、国内外の関係機関に配布しています。また、WEBサイト上にも情報を掲載しております。