IDEC横浜では、横浜市内中小企業を対象に、「新商品・サービスの企画開発」をテーマとした「IDEC CREATIVE SCHOOL」を今年度新たに開講しました。本スクールは、現役デザイナーが講師として伴走し、ユーザーに共感される新商品・サービスの企画開発に取り組むことができる実践型のスクールです。全7回のプログラムを通して、講師からのフィードバックや参加者同士の対話をいかし、デザイン思考による企画開発のプロセス習得を目指します。
第1回目は8月22日(金)に開催され、製造業やサービス業など7社14名が参加しました。参加企業の自社紹介とオリエンテーションの後、「自社分析・市場分析」をテーマに講義とワークを行いました。「自社分析」では、今後の商品・サービス開発の軸となる自社のブランディングについて、講師が事例を交えて解説。ブランディングがビジネスの進め方に与える影響など、参加者は熱心にメモを取りながら理解を深めました。その後、自社のMVV(Mission/Vision/Value)を考えるワークを実施。会社の存在意義や目指す姿を整理し、自社の考えを言葉にまとめました。
続いて講師からは「市場分析」について解説がありました。商品・サービス開発では、ターゲットとする市場を明確にすることが重要です。本スクールでは、3C分析(Company/Customer/Competitor)を用いて対象業界の構造や競合状況を理解し、ターゲットが抱える課題を解決する商品・サービスを考えます。次回講義では3C分析など第1回目の講義内容をもとにターゲット設定を進める予定です。
講義・ワーク終了後には懇親会も行い、参加者と講師の交流を深めました。参加者の皆様にとってより価値がある取組になるよう、IDEC横浜事務局がしっかりサポートしていきます!
