海外展示会は、日本の展示会よりも「商談の場」の色が濃い。横浜ブースでは、展示会に出展するだけではなく、台湾企業をはじめとした海外企業との商談機会を生み出すことに注力しました。中小企業はとかく、展示会に出すことで力を使いきり、肝心の売上げ・利益の刈り取りに手が回らないという例を嫌というほどみてきました。
これまでの反省から、出発前に出展企業6社から商談希望相手についてのヒアリングを行い、台湾サポートデスクに候補先企業のリストアップからアポイント取得を委託しました。そのため展示会開催前に、12件の商談設定をすることができました。

また会期中は【InnoVEX出展その1】で説明したとおり、連日来場者が絶えない状況であったので、ブースでの立ち話から本格的な商談へ移行するものも多く、最終的には100件を超える商談が行われています。
台湾企業は実用化技術に優れており、その用途開発力を日本企業の技術と組み合わせると面白いものが出来ると期待していました。また台湾では目の前の相手が取引相手とならなくても「その先のネットワーク」が期待できるのです。「○○を作っている企業を知っている。」「××なら△△が手に入る。」など、誰かを紹介してくれるのです。
100件商談から、どのような芽がでるかは、今後のお楽しみです。 2026年は6月2日から5日までの開催となります。IDEC横浜では秋頃から出展企業を募集する予定です。出展にご関心をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

【問い合わせ先】
(公財)横浜企業経営支援財団
経営支援部イノベーション支援課
E-Mail:techsus@idec.or.jp
TEL:045-225-3730