平成28(2016)年に始まったInnoVEXは、今年で10周年を迎えました。開幕式典では主催者である、台北市コンピュータ協会(TCA)、台湾貿易センター(TAITRA)と来賓である行政院院長(日本の総理大臣に相当)の挨拶につづき、要人達によるケーキカットが行われました。
筆者は結婚式以外でケーキカットが行われるのを見たことがありませんでしたが、会場では特に騒ぐ様子もなく淡々と進行していくので、現地では一般的な光景なのかも知れません。

開幕式典が終了すると、VIP達が会場内を参観して回るのですが、横浜ブースはセンターステージ出口の正面にあるため、VIPの最初の訪問先となります。
TCAの担当者が横浜ブースの出展内容について、VIP達に中国語で説明してくれます。筆者は横浜ブースに出展している企業紹介パンフレットを配り、挨拶をすることができました。日本では総理大臣はおろか、横浜市長と握手する機会もありませんが、皆さん気さくに握手してくれます。
横浜ブースは他の日本の自治体等とジャパンパビリオンを構成しているため、説明のあと
VIP視察のほかにも、会期中にInnoVEX主催の視察ツアーがいくつか回ってきました。横浜ブースには半導体産業に絞った半導体ツアーやスタートアップツアーの視察先に選ばれ、スタートアップ企業、海外大学の学生などが7~8団訪れました。(つづく)

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